ちょっとだけ懐かしい話を

私がバイトしていた頃、この店の売りは「客へのサービスとコミュニケーション」と聞いてました。品揃えを見たらどっかのアニメ店の方が上なので、接客をしっかりとするのはもちろん、その中で店員と客との交流の中で常連を作って売り上げを出すと考えてました。
バイト中期まで(それでも6年前・・・)はそんな雰囲気があったので、常連も多く来てました。客は店に着くのではなく、店員に着く。って感じです。

昔の岐阜店もそんな感じでしたね.特に,新岐阜駅前にある時代.まだ,アニメがこんなにメジャーじゃなくて,客のニーズもバラバラで,店側も供給しにくい時代.欲しい物は店員に場所を聞くか,奥から出してもらうか,注文する時代.そんな中で店員と客とのコミュニケーションが生まれ始めたんです,懐かしい.

新岐阜駅前の最後の時期は,物が多くてめちゃくちゃ狭くてしゃがむのも難しかったですよ.少なくとも,しゃがむと人が通れない.なのに,学校帰りの時間はいつでもバーゲンみたいな混み具合でしたよ.店が半分に仕切られていて,半分がグッズ,残りがフィギュア&LD売り場でした.フィギュア側は万引警報器があったのですが,グッズの方はなかったので大量の万引に悩まされたとか.

今の岐阜店に移ってからも改装するまでは良かったんですけどねぇ.なんか,改装後は妙にきれいにまとまっちゃって,「宝箱」のイメージからは遠ざかった...と同時に,足も遠のいたかな.その頃からですかね,店員と客が話をするのを見かけなくなったのは.

そんなことを思い出したペーパームーン大須店開店の日でした.