Y!BBに勝訴した方,おめでとうございます

Y!BBに泣かされた人は数多く居ると思いますが,これでちょっと浮かばれましたね.

私も,開通までに半年待たされましたが,金銭的なトラブルが無かったのがせめてもの救いでした.あの時思ったのは「これは新しいタイプのビジネスだ」と.つまり,コンシューマ相手にこんな体制でサービスインし,(非難轟々でありながらも)受け入れられたのが信じられなかったのです.「ベストエフォート」の名の元に「安かろう悪かろう」でもOKになったのはこれが初めてじゃないかな.

通信品質に関しては,ベストエフォートをベースとして余裕を持った回線容量を提供するのがいいと思います,私は.つまり,安かろう悪かろうで問題なし*1.これは,ステューピッドネットワークと呼ばれ,今のネットワークの主流.今後はNTTが筆頭となってインテリジェントネットワークに移行しようとする動きがあるんですが,はたしてこれはどうかと.ユーザやフローごとに細かくセッション,帯域制御が行われるようになるのですが,どうも予測できない副作用が大きいと思うのです.通信の最高速度も落ちますしね.ただ,このような体制に移行して付加価値をつけないと,これから収益を増やすことが難しいのかも.

話を戻して・・・.ところで,こういう問題的サービスがあると,表立った不買運動やなんかの動きがあってもいい感じですが,最近は全体的にこういうのはないですね.この場合はオルタナティブがあるからというのもありますが,それのない政治に対してもありませんね.消費税引き上げ,年金制度改悪,その一方.納得しがたい大量出費・・・.昔なら一揆が起きてますよ!

*1:コネクティビティが損なわれるのは本気でキレますが.