敏感な心を持つ人に纏る88の事象

なおさんのところで紹介されていた無神経な人に傷つけられない88の方法―「心の感度」の高い人ほど人間関係に悩む無神経な人に傷つけられない88の方法―「心の感度」の高い人ほど人間関係に悩む』を読みました.

まず,内容を考えると『敏感な心を持つ人に纏る88の事象』というタイトルが最もかと.あと,どこまでが事実で,どこからが筆者の考え(想像)なのかが分かりにくいです.述べていることの根拠の記述が薄く,全体的に非常に胡散臭く聞こえてしまいます.

が,しかし.何故かすごく共感できてしまう.日頃ぼんやりと感じていたことが文章化された感じ.例えば,幸せを回避してしまう話や自分のことを嫌う人から好かれようと躍起になる話とか.そして心の痛みに理解を示されると救われると.まさに,この本に理解を示されて救われた...

最後に愛の話へと変わっていきますが,この本を読んだ後は,そこはかとなく愛されたい気持ちになります.固まった心を耕してくれる,そんな本でした.