吹奏楽部のあれこれ

テレビを付けたら,ちょうど,高校の吹奏楽部が全国大会に向けて取り組んでるのドキュメンタリーみたいな番組がやってました.スゥィングガールズの影響かな? 練習に練習を重ねて,時には孤独に,時には周りと協調して.でも,予選を通過できる学校数は限られているので,どうしても勝ち負けというのが生まれてしまう...

自分自身,小中学校では合唱部だったのでかなり共感しました.やる気まんまんで取り組んでても「やる気が無いなら出てけ」とか言われたのも懐かしいですよ.オンエアされてた学校では,大会選抜メンバーでの練習時に補欠と交代させたりと,かなり胃の痛む指導もされてました.自分の時も同じでしたが,なんだろう,あのまとわりつくような一体感.一つの大きな目標に向かって這ってでも辿り着こうとする執念は.そして,部外者に見せると案外スルーされたり.

部活の顧問も言ってましたが「今までで最高の音楽ができても,これまでどんなに苦労を重ねても,それが直接予選突破に繋がらない・・・」.ほんと,虚しくて虚しくて.「精一杯やった」という自己満足に逃げ浸るしかない.

やべ,思い出してたらまた涙が出そう.後にも,そして恐らく先にも,あの時代のように一生懸命になれる時代はないと思います.