電子書籍に馴染めますか?

電子書籍(PDFなど)は検索性に優れる,紙の書籍は一覧性に富む...という特徴でしょうか.資源的にも置き場所的にも電子書籍に移行すべきと何年も前から唱えられてはいますが,まだまだですね.

思うのですが,紙の本は場所が固定ですよね.ある本のこの内容は何頁目にあるって感じで.頁数まで覚えてなくても,この辺に書いてあったって覚えてますよね.一方,電子書籍は表示フォントサイズや画面サイズによって,書いてある内容の位置が違います.「確か,右頁に書いてあったはず・・・」という憶測が効きません.犬耳*1の統一規格もありませんし.

我々旧世代人にとって,本の内容は前者の捕らえ方をします.これからの人って,後者の捕らえ方が可能になってるんじゃないかなぁと思うんですよ.スクロールバーの大きさや位置によって,本の内容の目星が付くみたいな.

今はまだまだ紙の本の方が良しとされていますが,電子書籍に移行する一番現実的な方法は,新世代の人が使うジェネレーションシフトじゃないかなぁと思います,単純に.

*1:頁の端を折ってマーキングすること.ご法度とされる方法です