『害虫』見ました

なんとなくテレビで放映されてたので鑑てみました。突破口の見えない、思春期のもやもや感や空虚な感じが出ていて非常にぐったりくる映画でした。蛇の道は蛇、一度脱線して荒んでしまった人生は、補正するにはかなりの奇跡が必要だと思わされました。手をのばせば這い上がれるのに這い上がらない。必ずしも這い上がることが難しいのではなく、這い上がりたくない訳でもないのだけど、手をのばさないのばせない。そんな感じ。
そういう人たちが、普通の生活を送っている人から『害虫』と呼ばれるということでしょうか。