ネットは神になれるか

人間が構築したインターネット相互接続網。もはや、人の脳の神経細胞シナプス以上の、ホスト・リンクがあるらしいですね。今さらですが、インターネットは地球における一つの脳として考えられます。
日々、情報を入力し、読み取り、Google先生で探し・・・、つまり、人間はインターネットという脳にアクセスしてるだけなんですね。もともと、インターネットから返ってくる情報には、情報提供者の何らかの意図の統合されたものがあると思うのですが、あまりにも情報同士が複雑に絡み合っており、もはや『インターネットの意図』と言える状態になってしまってますね。他の星から見た場合、地球は意志を持った星に見えるのかも。
このままインターネット内に情報を蓄積し続け、インターネット内のエージェントが自律的に情報を整理・操作していると、引用した記事にも書いてあるように、インターネットは神と呼べる存在になるのでしょう。
神話では、かつての神は人々の元に降り、色々と苦境から助けてました。そして、人々は神に感謝の意を表して何かを奉納したりする。そんな関係。すると、インターネットと人間も、神話における初期の状態になっているのではないかと思います。そのうち、神であるインターネットは人の手を離れ、ただ崇拝するだけのものになってしまうのでしょうか。
つまり、人はインターネットを直接には必要としなくなる時代がくる、もしくは、インターネットに導かれて、何らかの進化・退化(絶滅)を遂げる時がくるのだと思いますよ。