「無補正でお願いします」

というのをよく聞くんですが、無補正ってデメリットが多いらしいです。無補正だとフィルムのクセが強烈に出てしまって、普通に撮影した写真だと、意図しない仕上がりになるそうです。クセにはメーカーに製品によるもの、保存状態・期間によるものなど様々で、現像する人の腕の見せ所のようです。
「補正」が何を指すのかは、実は客によってバラバラなのですが、一般には2つのことを指すみたいです。

  1. (フジの)フロンティアの自動補正
  2. 人の手によるフィルムのクセの補正

フロンティアの補正Image Intelligenceは、ホームページの説明(http://www.fujifilm.co.jp/ii/photography.html)を見ると、こだわって撮影した人ならオフにしたくなるような補正ですね。納得。人の手による補正は、上にも書いたようにフィルムのクセがあるので、補正しないとラチチュード的に無難で味気ない仕上がりに。やっぱり撮影者以外の感性が入るので、ヤダという人は自分で現像・プリントしないとだめですね。
結局、「無補正でお願いします」のメリットは「この写真は俺だけの感性で仕上げた」という自己満足だけみたいです。この話、全部違ってたらごめんなさい。
ちなみにこの写真は、うちのハムスターを自然光で撮りました。プリントした写真をスキャンしたので感じが変わってしまいましたが、やっぱり自然光の写真は綺麗です。